AI SELECTIONとは
AI SELECTION は、都道府県ごとに、AIを実際に業務で使いこなしている企業を選び、記録するメディアです。なぜ「記録する」だけでなく「選ぶ」のか。私たちがこのメディアを始めた理由を、ここに書いておきます。
地域から、日本の生成AI活用を前に進めたい。
日本の生成AI活用は、世界から遅れていると言われます。数字の上では、そのとおりです。
しかし、地域の企業を一社ずつ訪ねて話を聞くと、別の事実が見えてきます。使いこなしている会社は、すでにここにある。統計に表れないだけで、業務の中で静かに成果を出している会社が、確かに存在します。
問題は、それが外から見えないことです。
発信する場所がない。「AIを使っている」と言えば、手を抜いていると見られかねない空気もある。だから使っている会社は黙り、これから使いたい会社は、身近に参考にできる事例を見つけられない。都市と地域の情報の差は、こうして開いていきます。

私たちは、その構造を変えるために、このメディアを始めました。
地域で成果を出している会社を、第三者として審査し、選出し、記録する。使っている会社が正しく評価され、その事例を見た次の一社が、最初の一歩を踏み出す。この繰り返しが、地域の、そして日本の生成AI活用を前に進めると考えています。
足りないのは技術ではなく、事例
地域の経営者と話していて、何度も聞く言葉があります。「うちの業種で、何にどう使えばいいのか分からない」。導入の意思がないのではありません。判断材料がないだけです。止まっているのは、いつもそこです。
経営者が導入を決めるとき、本当に見たいのは製品のカタログではありません。自分と同じ規模、同じ業種、同じ地域の会社が、何をどう変えたのか。その具体だけが、次の一歩の根拠になります。誰がやったのか、いくらかかったのか、現場は受け入れたのか。知りたいのは、そこまで含めた話です。

ところが、その事例はほとんど表に出てきません。うまくいっている会社ほど、わざわざ発信しない。発信しても、業界紙や広告の枠に埋もれて、隣町の同業にすら届かない。結果として、地域の中でいちばん参考になるはずの実例が、いちばん見えないままになっています。


事例がないから動けない。動かないから事例が増えない。この循環を止めるには、誰かが地域を歩いて、実際に動いている現場を見つけ、確かめて、読める形で記録するしかありません。私たちがやろうとしているのは、その一点です。
なぜ、メディアが「選ぶ」のか
記録するだけなら、選ぶ必要はありません。それでも選ぶのは、選ぶことで初めて「参考にしていい実例」と「そうでないもの」の線が引けるからです。読む側が判断材料として使うには、どういう基準で選ばれたのかが分かっている必要があります。
ただし、選び方を間違えれば逆効果になります。選ばれた理由が説明できない賞は、受け取った会社の証明になりません。読む側にとっても、参考にしていいのかどうか分からないままです。

だから私たちは、審査の中身を先に公開しています。どういう基準で、誰が、どう決めているのか。そのすべてを条文として読める状態にしてあります。
SELECTION CRITERIAAI SELECTION 選出基準 第1.0版(2026年度)を読むVIEW →これから、どうしていきたいか
第1期(2026年度)は、対象地域の選出企業を公開するところから始めます。まず目指すのは、選ばれた企業の記事が「これから導入する会社の教科書」として実際に使われる状態です。
その先に考えているのは、対象地域を広げること。そして、AIを使いたい企業と、すでに使いこなしている企業がつながる場をつくることです。選出は目的ではなく、地域の中で知見が循環するための入り口だと考えています。
地域のAIを、その先へ。掲げているのは、それだけです。

運営者情報
| 運営 | AI SELECTION 事務局 |
|---|---|
| 事業 | AI SELECTION(都道府県を代表するAI企業選出メディア) |
| お問い合わせ | info@aiselection.jp |
※ 年度ごとの選出数は審査委員会が決定します。本メディアは選出を保証するものではありません。