和歌山県は、近畿地方の南西部、紀伊半島の西側に位置し、太平洋に長く面する県です。黒潮の恵みを受ける温暖な気候と、高野山や熊野三山に代表される、深い山々の信仰の地をあわせもっています。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中心をなす、祈りの土地でもあります。
みかんや梅の生産は全国でも屈指で、「南高梅」をはじめとする特産が知られます。沿岸部では黒潮の豊かな漁場を生かした水産業も盛んで、まぐろの水揚げでも知られます。温暖な気候に育まれた農と海の恵み、そして深い信仰の歴史が、この県の暮らしを支えています。