
丸山 真麻大阪情報コンピュータ専門学校 1年
C#でキッチンタイマーやストップウォッチなどのアプリを、機能も画面も自分で考えながら開発している。8月に開催されたAIハッカソンに広報班として参加し、9月からは広報班のリーダーを務める。休日は愛犬と過ごし、カフェを巡る。
まず自己紹介をお願いします。今いちばん力を入れていることは何ですか。
大阪情報コンピュータ専門学校のITテクニカル学科ITシステムエンジニアコースに在籍しています。現在は、プログラミングの学習やアプリ開発に力を入れています。C#を使ってキッチンタイマーやストップウォッチなどのアプリを作成しており、機能の実装や画面のデザインを自分で考えながら開発しています。思いどおりに動かないときは、原因を調べて修正し、少しずつ完成に近づけています。
また、8月に開催されたAIハッカソンに広報班として参加し、9月からは広報班のリーダーを務めています。現在はSNSでの情報発信や投稿スケジュールの管理などを行っています。趣味は犬と過ごすこととカフェ巡りです。休日は愛犬とゆっくり過ごしたり、カフェでおいしいものを楽しんだりしてリフレッシュしています。
生成AIを初めて使った時のことを教えてください。
生成AIを初めて使ったのは、2023年ごろに独学でプログラミングを学んでいたときです。学習を進める中で生成AIの存在を知り、プログラミングの学習に役立つのではないかと思い、実際に使ってみました。当時は、プロンプトを入力すると文章で回答が返ってくるものの、回答の質はあまり高くなく、期待していたほど役に立つとは感じませんでした。
また、現在のような画像生成機能も使っておらず、生成AIでできることは限られているという印象でした。そのため、当時は生成AIを便利なものだと実感する機会はあまりありませんでした。
しかし、近年は生成AIの性能や活用方法が大きく進化しており、以前と比べてできることが増えていると感じます。最初に使ったときの印象を振り返ると、短い期間でこれほど技術が進歩していることに驚きます。
今、いちばん使っているのはどんな場面ですか。
現在、生成AIをいちばん活用しているのは、プログラミングの学習や課題制作です。C#を使ったアプリ開発で、コードの書き方が分からないときや、エラーが発生して原因を特定できないときに、コードやエラーメッセージを入力して解決方法を尋ねています。回答をそのまま使うのではなく、コードの意味や処理の流れを説明してもらい、自分で理解してから実装するようにしています。
また、ハッカソンの広報活動でも活用しています。SNSの投稿文や会議の議事録をまとめる際に、伝えたい内容や目的を入力し、文章の構成や表現を考える参考にしています。生成AIが出した回答をそのまま採用するのではなく、自分の意図に合っているかを確認し、必要に応じて修正しています。
このように、分からないことを理解するための学習補助や、文章を整理するためのツールとして活用しています。
うまくいった経験と、うまくいかなかった経験を教えてください。
生成AIを使ってうまくいった経験は、プログラミングの学習で、コードの意味や処理の流れを解説してもらったことです。自分だけでは理解が難しかった部分も、具体例を交えて説明してもらうことで理解しやすくなり、アプリ開発を進めることができました。
一方、うまくいかなかった経験は、生成AIが出したコードを参考にした際、期待したとおりに動かなかったことです。質問に対する回答が自分の状況に合っていなかったり、説明が不十分だったりすることもあり、回答をそのまま使うだけでは解決できませんでした。
この経験から、生成AIは必ずしも正しい回答を出すわけではなく、入力する情報や質問の仕方によって結果が変わることを学びました。現在は、回答をそのまま採用するのではなく、実際に動作を確認し、分からない部分は追加で質問するようにしています。
使う時に、自分なりに工夫していることはありますか。
生成AIを使うときは、質問の仕方と情報の取り扱いに気をつけています。プログラミングで分からないことがある場合は、使用している言語やエラーの内容などを具体的に入力し、原因や解決方法を尋ねています。一度の回答で理解できないときは、追加で質問して、コードの処理や仕組みを理解するようにしています。
また、生成AIの回答が必ずしも正しいとは限らないため、そのまま使うのではなく、自分で内容を確認することも意識しています。さらに、個人情報やパスワード、外部に公開してはいけない機密情報などは入力しないようにしています。便利だからといって何でも入力するのではなく、情報が適切かどうかを考えてから利用することが大切だと思います。生成AIを学習や作業の補助として活用しながら、安全性にも配慮して使うようにしています。
周りの学生は、どのくらい使っていますか。
周りの学生を見ていると、9割以上は何らかの形で生成AIを利用していると感じます。特に、レポートの作成や課題で分からないことを調べるときなど、学習の補助として使っている人が多い印象です。
利用しているサービスではChatGPTを使う人が多く、私の周りでもChatGPTを利用している学生をよく見かけます。生成AIの使い方は人によって異なり、文章の作成に活用する人もいれば、情報を整理したり、アイデアを考えたりするために使う人もいます。同じ生成AIでも、利用する目的によって使い方が違う点が興味深いと感じます。私自身もプログラミング学習や文章作成など、用途に応じて活用しています。生成AIは一部の人だけが使う特別な技術ではなく、学生生活の中で身近な存在になっていると感じます。
就職活動で企業を見る時、その会社のAIの使い方は気になりますか。
就職活動で企業を見るとき、その会社が生成AIをどのように活用しているかは気になります。特に、システム開発の現場で、プログラミングや設計、テストなどの業務に生成AIを取り入れているのかに興味があります。生成AIを活用することで、作業の効率化や品質の向上につながる可能性があると考えているからです。
また、単にAIを導入しているかだけでなく、社員が新しい技術を学べる環境があるかどうかも知りたいです。会社説明会や採用サイトでは、実際にどのような業務でAIを利用しているのか、利用する際のルールや情報管理をどのように行っているのか、社員向けの研修や学習支援があるのかといった情報があると参考になります。企業のAI活用への姿勢を知ることで、入社後にどのような技術を学び、どのような環境で成長できるのかを考える材料にしたいです。
最後に、社会に出たらAIをどう使っていきたいですか。
社会に出たら、生成AIを仕事の効率化や新しいアイデアを生み出すためのツールとして活用していきたいです。システムエンジニアとして働く中では、プログラムの作成やエラーの原因調査、設計書や資料の作成などに活用できると考えています。
また、AIに任せきりにするのではなく、自分自身の技術力や知識も身につけ、AIの回答が適切かどうかを判断できるようになりたいです。働く環境としては、社員が安心してAIを活用できるように、利用可能なツールや情報管理に関するルールが明確に定められている会社が理想です。
さらに、AIの活用事例を共有したり、新しい技術について学ぶ研修があったりすると、社員同士で知識を深めながら業務に生かせると思います。生成AIをうまく取り入れながら、自分の技術力も高め、より質の高い仕事につなげていきたいです。
